ピアノ史

サロン・ド・パッサージュ

徒然なるままにブリュートナーを調律していると。

徒然なるままにブリュートナーを調律していると。現在、弦設計(メンズレーション)が非常に個性的なブリュートナー他社に比べて中高音の弦が長いのが特徴39Aの弦長を計ったら445㎜位!え!?本当?以前の資料では、・・・445㎜でした。このメーカー...
おすすめ記事

C.Bechsten-Aの調律に行った。

C.Bechsten-Aの調律に行った。 もうすぐ100歳のピアノのなんと、トロピカルモデルだ。弦の枕は真鍮、白鍵は鋲止め、腕木や側板ねじ止め、その他あちらこちらに工夫がされている!パッサージュメニューpick-upおすすめ記事ブログピアノ...
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その10 響板の・・・

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その10 響板の・・・低音側の補助の木 何て呼ぶのだろう・・・そしていつごろから取付られなくなったのだろう・・・ベヒシュタイン 1901年スタインウェイ NY1902年プレイエル 1927年スタ...
おすすめ総集編

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ 総集編 

トップページ1901年と1902年ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年1901年 なんと!20世紀初頭の製作。この年アメリカンリーグが結成され、日系アメリカ人によってインスタントコーヒーも発明されたそうだ。ABO血液型の論文が発...
ピアノ史

日本のピアノメーカーとブランド

黎明期から現在まで約140年 400に上るピアノブランドが生まれてきたそうだ。あまりお目にかからない国産ピアノをお持ちの方は必見かも!2018年2月1日第1刷発行
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その8 アグラフとカポ

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その8 アグラフとカポベヒシュタインV-200 クラシック 1901年音の分離と透明感が魅力の総アグラフはベヒシュタインの代名詞1880年ころまでは高音部も中音部と同じ型のアグラフだったようだが...
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その6 チューニングピン周辺

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その6 チューニングピン周辺ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年総アグラフは音の透明感と立ち上がりに大きくかかわると思われ、とことん響板の音を重要視している感じがする。くりぬきフレー...
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その5 高音部駒周辺

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その5 高音部駒周辺ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年駒の上面弦との接触線は白ブナのままで、一般のピアノに観られる黒鉛処理が施されていない。ヒッチピンは丸いフェルトで弦とフレームの...
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その4 Bass駒

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その4 Bass駒ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年V200は後継モデルB-203になり1988年にB-208にサイズアップ。現モデルはB-212となっている駒は弦長を少しでも長く...
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その3 譜面台と燭台

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その3 譜面台と燭台ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年の譜面台は透かし彫り一方スタインウェイA-188 クラロウォルナット6本脚 1902年の場合彫刻付き どちらもレッスン等で薄い...
おすすめ記事

20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その2 響板デカール

響板デカールとは響板の表面にデザインされる印刷紙のこと。これも時代やメーカーのこだわりが感じられる。ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年王室御用達・・・とか色々書いてある以前書いたことがあるが当時ベルリンには3か所のベヒシュタイ...
イベントその他

1906年製スタインウェイ お披露目コンサート in サントリーホール 2017.12.6

1906年製スタインウェイ お披露目コンサート in サントリーホール 2017.12.6
おすすめ記事

グロトリアンの歴史

グロトリアン シンギングトーンGROTRIAN初代・Friedrich GROTRIAN (ゲオルグ・フリードリッヒ・カール・グロトリアン)1803年生まれ 1830年モスクワへ渡りピアノ専門店経営、成功を納め叔父の遺産を受け継ぐこともあっ...
グランドピアノ

100年以上前のグロトリアン 220 

100年以上前のグロトリアン 220 アクションのブラケットは木製シンプルなフレームにも装飾が素敵だ。暖かい深い厚いハーモニーが魅力この時代のピアノ製作者の心意気と完成度を感じることが出来てとっても幸せパッサージュメニュー新着情報pick-...
おすすめ記事

Q1ピアノにダンパーが付いている理由を教えて下さい。

ピアノの音は打弦後伸びながら減衰していきます。この発音している弦の振動を止めるために付いています。1700年ころにイタリアのクリストフォリ氏によって最初のピアノが発明されたようですが、世界最初といわれるクリストフォリのピアノにも付いていまし...
グランドピアノ

TH.STEINWEG NACHT

TH.STEINWEG NACHTテオドール・シュタインヴェックの後継者によっての究極のグロトリアンの1台に出会ったの図。知る限りではあるが、この時期のピアノは日本では2台目。