■ヨーロッパピアノ 音色が変化する面白さ -3
・ピアノの音色が変化する楽しさ
ヨーロッパメーカーの多くは、目指す音色のコンセプトにより基本的な音の方向性がメーカーごと確立されています。その方向性の中で強弱やタッチコントロールにより音色が変化していきます。例えばベヒシュタインはクリアな響きという全体的な印象の中で、各音のハリをコントロールすることにより、音楽に立体感をもたらします。試しに一音をppからffにクレッシェンドしてみてください。mfあたりから徐々に煌びやかさが加わっていくのが分かると思います。輝かしい倍音を含む音と含まない音のコントロールにより、声部ごとに響きの段差をつけ、音楽をより立体的に躍動感あるものに演出することが出来ます。
ヨーロッパピアノが弾いていて楽しい楽器であるというのは、音色を操りながら音楽を作れる楽しさ故なのかもしれませんん。
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