ピアノが語ってくれたもの

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フレデリック ショパン ピアノが語ってくれたもの-その10

ピアノが語ってくれたもの-その10 使用状況のスタイル Q.ピアノのおいてある部屋の響きにも音は影響されますものね。 A. そうですね。音響、使用時間、目的、使用年数、経年変化等ピアノは刻々と変化します。ある部分は楽器として成長するでしょう...
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ショパンの時代のピアノ ピアノが語ってくれたもの-その9

ピアノが語ってくれたもの-その9 タッチの種類とサウンドポイント Q.タッチについて具体的に話して下さい。 A. 一言でタッチといっても全体をあらわす場合と細部をあらわす場合があるので明確にしましょう。 1. 全体タッチ    鍵盤全体のタ...
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サンドの別荘 ショパンの部屋 ピアノが語ってくれたもの-その8

ピアノが語ってくれたもの-その8 演奏者のスタイル Q.演奏者によって好みのタッチがあるのでしょうか? A. そうですね。人それぞれ顔形や手も含め骨格も違います。ピアノのポテンシャルを損なわない範囲のそれぞれにあった調整基準は存在すると思い...
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フランスのひまわり畑 ピアノが語ってくれたもの-その7

ピアノが語ってくれたもの-その7 3つのスタイル Q.鍵盤調整が重要なのは分かりました。 さて、以前のレクチャーの中でピアノの3つのスタイル考慮した整調作業の重要性を解いていらっしゃいますが。 A.整調には基準寸法があります。テーマは楽器の...
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ノートルダム ピアノが語ってくれたもの-その6

ピアノが語ってくれたもの-その6 調律師の立場 Q.演奏者と同じ視点でピアノを感じてみることが重要なのですね。 A. そう。演奏者と同じ道のりでピアノを感じることでしょう。そうすれば目の前にあるピアノのどの部分の調整が最優先か分かりやすくな...
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セーヌ ピアノが語ってくれたもの-その5

ピアノが語ってくれたもの-その5 鍵盤はカートリッジ? Q.調律師の意見の中に「整調全項目を行なうとすると一日では終わらないし、鍵盤ならしを完璧にやってもほとんどタッチは変わらないので、ファイリングとハンマー接近・スプリング調整ぐらいしかや...
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オルセー美術館 ピアノが語ってくれたもの-その4

ピアノが語ってくれたもの-その4 弓 Q.本来、ピアノとオルガンを除いて自分の楽器の調律は演奏者自身が行いますものね。つまり、調律師はもっと演奏者に歩み寄り気持ちや要求を理解する必要があるのでしょうね。 A.そうですね。演奏者の求めるところ...
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ルーブル美術館 ピアノが語ってくれたもの-その3

ピアノが語ってくれたもの-その3 異なるアプローチ Q.アプローチと言うと? A. 例えば調律師の立場は、ピアノというハードと演奏者というソフトの間に位置すると思われるのですよ。修業時代、主に学んだのは当然ながらハード側からのアプローチが多...
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ノアンのサロンにあるショパンが暮らしていた当時のピアノ ピアノが語ってくれたもの-その2

ピアノが語ってくれたもの-その2 耳がものさし Q.「整調とは演奏者の自己芸術表現のためのパートナーとしての基礎づくり」と以前の資料で表現されていましたね。整調の最終目的はタッチと音を良くするということですよね。 A.はい。そうだと思います...
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ジョルジュ・サンド ピアノが語ってくれたもの-その1

ピアノが語ってくれたもの-その1 整調(ピアノアクション調整)の必要性について Q.最初に整調の必要性について話を伺いましょうか? A.はい。原点に立ち返るという意味で「整調の必要性とは何ぞや?」と自問しました。 1.耐久性の向上 2.機能...