出会い 輸入ピアノ その7 ザウター

sauter初代のヨハン・グリムはウィーンのピアノ製作者シュトライヒャーのもとで修業を積む。
シュトライヒャーはベートーベンに2台ピアノを提供しており、グリムが製作やメンテナンス携わっていたことは十分考えられる。その後現在の工場があるシュパイヒンゲンに帰郷し1819年に創業する。
ちなみに、シュトライヒャーの師匠はシュタインでモーツァルトにピアノを提供した。
一貫生産を続けるメーカーの中で最古になり師匠筋も歴史的に重要なメーカーだ。
ルーツがウィーンなのでテンションもインハーモニシティーも中庸。
自然な木質的で明るい音色が特徴。
小型グランドピアノとアップライトの評価が高い。
出会いは横浜ジャーマンセンターで入荷したばかりの新しい160cmのグランドだった。
IMG_0127-150x150その後工場にも赴き6代目の社長ウルリッヒ・ザウター氏にも大変お世話になった。

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