ペトロフの鉄骨は芸術品です。
鉄骨の余分な金属を減らすことは音の立ち上がりの反応が早くなると考えます。また、寺院の梵鐘や100年くらい前のNYスタインウェイのグランドピアノの鉄骨に見られるように表面の凹凸が響きをより良くすると考えます。
弦は最高音まで88の音全部がアグラフでとめられています。これにより、音の透明感と立ち上がりの鋭さを大切にしていると考えられます。
この方法はベヒシュタインの縦型ピアノも採用しています。
ペトロフはベヒシュタイングループのホフマンをOEM製造していた事もあり、技術的な部分と透明感のある音づくりは共通するものも多いのでしょう。
立体感のあるポリフォニーの響きがペトロフの主張です。
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