ベルリン ピアノが語ってくれたもの-その32

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西洋は子音の大安売り?
A. 例えば、ドイツ語でSchreiben(書く)とSchrauben(ねじを回す)は、アクセントのあるeiとauの部分以外は同じ発音です。しかし、意味は全く違いますね。彼等のコミュニケーションではアクセント母音を聴く訓練がとても重要になります。それに、子音ですが、最初に4つもつづきますね。この4つを正確に発音できるような、日本語での表記は難しいでしょうね。
日本語に比べ、彼等の言葉は子音の大安売り。フランス語に至っては子音を表記するけど発音しないとかね。
Q.なるほど。日々の言葉の影響は計り知れないものでしょうね。この言葉の響きがピアノ調律のユニゾンの音色に関係すると?
A. 彼等の音(言葉)のとらえ方をピアノの調律に置き換えると、音の出る瞬間の子音的な部分。これがSなのか?Rなのか?は良く聴いているようです。その語の打撃音も含めた音のピークに対しては、以外と無頓着(寛大)かも?そして、その後に続いてくる母音的な音の延び(音楽的な音の延びと奏者が表現する部分)を良く聴いて合わせているようです。
つまり、彼等の作るユニゾンはとてもためのあるリズムで延びるわけです。
Q.リズムやアクセントの違いですか。言葉そのものですね。

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