ピアノが語ってくれたものシリーズ ピアノの響板特性とハーモニー調律 その4 f0に近いKeyの発見方法
公開日:
:
最終更新日:2020/10/23
ピアノが語ってくれたもの-ブログ, ピアノ技術関連, ブログ, ブログ一覧
ピアノが語ってくれたものシリーズ ピアノの響板特性とハーモニー調律 その4
f0に近いKeyの発見方法
f0に同期したKey音は立ち上がりがゆっくりで、他のKey音と比較すると
ちょっと『うつろ』な音像が多く、遅れてブオンと響板ボディーが震える感じです。
グランドピアノなら前かまちか腕木に、アップライトなら親板か腕木に手で触れながら低音部をフォルテで弾き振動でビリビリするKeyがあることで推測できます。
響板振動もそれほど単純ではないでしょうし、低音弦が多くの部分音を有することで、強く部分音の影響が出ている場合もあります。
つまり、影武者が現れる場合も多々あります。
また、U3タイプのように2音間にまたがるものや、複数Keyに飛び飛びで現れる場合もありますのでご注意ください。それでもデータが蓄積出来るとだいたいの察しは付くだろうと思いました。
パッサージュメニュー
展示ピアノメニューボタン
おすすめ記事メニューボタン
おすすめ記事
関連記事
-
-
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その28
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その28 グロトリアンでブラームスを弾いて感じるの図
-
-
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その22 優ちゃんだ
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その22 現代の女流ピアニストと言えば…。 宮沢
-
-
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その26
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その26 これが「カタツムリ」と呼ばれる音大練習室。
-
-
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その9
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その9 ここで、グロトリアンの町「ブラウンシュバイク
-
-
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その10
近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その10 心街の時計塔。ヨーロッパには時計塔や教会な
- PREV
- ■輸入ピアノと国産ピアノの違いと特徴 -2
- NEXT
- ■輸入ピアノと国産ピアノの違いと特徴 -5