赤レンガのベヒシュタイン工場 その5
ベルリンといえばカラヤン率いるベルリンフィルハーモニー。
当時のベルリンフィルハーモニーホールの写真だ。
手前の自動車が時代を感じさせる。
ベヒシュタイン本社工場の招待で聴いたのはベートーヴェンのシンフォニーだったと思う。
ホールとベルリンフィルの響きは透明感があり、気品の高い音がダイレクトに私に届いてきた。まるで大陸の大平原で演奏を聴いているような錯覚さえ覚えた。
ユーラシア大陸の大気を感じさせる超自然体の響きに心を奪われた。
ベヒシュタイントーンもまさしく同じ方向性だと直感した。