近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その22
現代の女流ピアニストと言えば…。
宮沢 明子さんのグロトリアン好きは有名だから、当然写真も飾ってあった。
リヒテルやケンプと並んでだから、日本人としてもうれしいことだ。
お!小菅優ちゃんだ。
グロトリアン工場になぜ彼女の写真が…。
聞いてみたら、彼女はハノーファー音大のグロトリアンで多くを勉強したらしく、グロトリアンでも演奏力を大いに認め応援しているとのこと。
日本人!ドイツでも頑張ってますね。
ハノーファー音大はグランド・アップライト合わせて80台くらいのグロトリアンがあるそうだ。
毎日12時間以上使用されるその過酷な環境の中で、グロトリアンの表現力と耐久力はドイツ国内に鳴り響いているようだった。
私も10年間くらい音大専属調律師だったから、その使用頻度の激しさはよく理解しているつもりだ。
よし、それならハノーファー音大に連れてけぇ!とシュタイン社長にお願いしたところ…。
快くOK! よーし!明日はハノーファー音大だ。