C.BECHSTEIN B112の調律に行きました。
調律が終わった後、お子さんに【月の光]を弾いてもらいました♪
上手になったね、とお子さんとおしゃべりしていたら、横にいたママが、製造番号を指差しながら『この番号は何ですか?』と。
『それは製造番号です。工場から出荷されるときにつけられます。ベヒシュタインの創業時から、ずっと繋がっている番号なんですよ』
『えっ!、下3桁、私の誕生日!』
『えっ!、本当ですか?!、ものすごい偶然です!て言うか奇跡です!!』
『実はね、子どもがいつまでレッスンを続けるかわからないから、20万円のピアノでも良いかと思っていたの、、、。
いろいろなピアノを弾かせてもらっているときに、ベヒシュタインに出会い、ベヒシュタインの音を聞いたら、その音に恋をしてしまい、ベヒシュタインを探すうちに、パッサージュにたどりつき、引き付けられるように、このピアノの前にあるイスに座ったの!』と。
そして『このピアノ!』と思ったそうです!
聞けば聞くほど、このベヒシュタインとお客様との偶然と奇跡の出会いに驚かずにはいられないひとときでした。
ご購入から3年が経ち、益々ステキな響きになってきてます。
次回の調律時に幻想即興曲を弾いてくれるそうです。楽しみです!