*

ピアノが語ってくれたものシリーズ ピアノの響板特性とハーモニー調律  その14 響板同期と高音セクション

公開日: : 最終更新日:2021/06/11 おすすめ記事, ピアノ技術関連, ブログ, ブログ一覧

ピアノが語ってくれたものシリーズ ピアノの響板特性とハーモニー調律  その14
響板同期と高音セクション

IMG_0449-300x225ちなみに、U3タイプの場合78Dくらいから上は、すべてのKey音と響板が同期するようになります。 
その結果として、一般的に次高音セクションより高音セクションの方がバラツキなく良く鳴っている感じがする事や、調律時に78Dくらいから上は、少し高めにとったほうがまとまりやすい理由もこのためだそうです。
小型ピアノはダンパーがなくなる辺りまで響く音と響かない音、微妙に下がる音と下がらない音が混在し、音色や音量においてもばらつきも多く、我々調律師は悩まされる傾向にあります。

比較して、大型コンサートグランドピアノの場合は『響板f0』出発点がオクターブくらい低いために、中音から次高音セクションに入るバーの前後までは悩まされる傾向にありますが、次高音セクションに入って割合すぐにすべてのKeyで響板が良く鳴る(同期する)状態にある訳です。
小型ピアノと同じ3本弦の次高音セクションが長い弦で豊かに響く中低音に負ける事なく鳴ってくれるのはより広い大きな響板特性のおかげだそうです。

ピアノ製作においては、響板特性を伝統や経験の中でどこにどのように持って行くかで個性や魅力につながっていくと思います。
これもピアノ作りの難しくも面白い側面なのかもしれません。

響板特性とハーモニー調律 その1~

パッサージュメニュー

新着情報

イベントリポート

ブログ

おすすめ記事

展示ピアノメニューボタン

展示ピアノ一覧はこちら

アクセスはこちら

ピアノパッサージュホーム

おすすめ記事メニューボタン

イベント情報はこちら

ベヒシュタイン

グロトリアンはこちら

スタインウェイはこちら

その後のお付き合い

メーカー製造番号はこちら

ピアノが語ってくれたもの

ピアノパッサージュ動画

おすすめ記事

関連記事

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その16

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その16 そして、1890年からの工場がこの

記事を読む

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その29

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その29 ロビーも広く休憩中にはワインやビールも頂け

記事を読む

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その21

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その21 ってな訳でやってきました工場の廊下…。

記事を読む

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その4

フランクフルト駅[/caption] グロトリアンに行ってきた その4 予定ではフランクフ

記事を読む

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その9

近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その9 ここで、グロトリアンの町「ブラウンシュバイク

記事を読む

サロン・ド・パッサージュ「鶴田留美子 プレリサイタル」 2022.8.27 土曜日 14:00

安井耕一 音楽講座 第1回 2022年8月5日(金)19:00

入川 舜 ピアノサロンコンサート ~フレンチピアニズムとベートーヴェン~ 2022.7.31

「男のコンサート」Vol.44  2022年10月2日(日) 開演13:00 入場無料要予約!

輸入ピアノ購入のためのメール講座 全10回 受付無料配信中!

サロン予約された方々へのご連絡 サロン・ド・パッサージュ臨時改正

お求めやすい“W.ホフマンVision V2”が、ベヒシュタイン・ヨーロッパから新登場!

「ピアノが語ってくれたもの」シリーズ1 その1~41

「ピアノが語ってくれたもの」シリーズ 2 ピアノの響板特性とハーモニー調律 その1~その48

素敵なお仕事 人生に前向きになりより幸せになる能力を身に付ける方法 ピアノレッスン

『ベヒシュタイン技術者の会』に向けて ベヒシュタイントーンシリーズ Vol.3 ピアニストが一言『タッチ』と表現したとしても・・・

C.BECHSTEIN M-180 貴重クラシックモデル復刻版 輸入ピアノ ピアノパッサージュ

C.BECHSTEIN-L165の納品立会に行きました。

及川 悠介 ヴァイオリン・リサイタル 2022.9.20

千葉大学ピアノサークル&管弦楽団OB/OG有志による演奏会 ピアノ&アンサンブル ソワレ 第11回演奏会 2022.8.13

→もっと見る

PAGE TOP ↑