「BECHSTEIN・ナウ」その12
鉄骨(金属フレーム)シーズニング中
フレームはネズミ鋳鉄を原料とした鋳物です。
ピアノ作りの歴史の中でネズミ鋳鉄が最もピアノの音つくりに適した金属のようです。
ゴールドラインのフレーム作りは通常の温度より更に高温で溶かされた鉄を一気に砂型に流し込みじっくり冷やされて作られます。
フレーム形状はほそ長かったりデコボコしていたりで、鋳造過程で温度低下が激しいと強度にばらつきが出やすくなります。
これらの不具合を極限まで少なくするための特殊技術によりピアノ作りの歴史は大きく向上しようとしています。
私のフレームは世界でもまれな高品質・高精度のフレームなのです。
スポーツカーのポルシェを見てください。
ポルシェのボディやブレーキは制度・耐久力も高く、最高の車体作りを志して制作されています。
私のフレームはポルシェのボディ以上の品質・精度を求めて鋳造しているのです。
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