20世紀初頭のベヒシュタイン&スタインウェイ その7 側板
ベヒシュタインV-200 クラシック 1901年
側板は4ピースで構成される。その後のモデルBも同じく4ピース、より小型のMやLは3ピースのようである。
現行モデルはすべて1ピースになっている。
ベーゼンドルファーの225及びインペリアルに残っている。
スタインウェイA-188 クラロウォルナット6本脚 1902年
7㎜の堅木を褶曲のように曲げ1ピースで作ることは当時は非常に困難な作業であったらしい。
内リムと外リムの一体構造でより厚く強度を増し響板をその中にぴったりに沈める。
特許のダボの上にフレームを乗せ、響板の振動をより自由にさせている。