Mr.グロトリアンが動いた日!
グロトリアン社長のB.シュタインさんはおじいちゃんも調律師。ピアノ職人3代目の筋金入りサラブレッドピアノマイスターなのだ。
技術のみならず営業やマーケティングの経験の為に2年半の間ジーメンスで仕事もしたことがあるそうだ。
今日はシュタインさんを講師に招きグロトリアンの勉強会。
工場でのピアノ製作の様子や他に類をみない設備の説明もあった。
グロトリアンはドイツのどのメーカーとも違う一貫生産という少量生産路線でいいものだけを作ってきたようだ。
それゆえに、日本では戦前から輸入されている実績があるにもかかわらず、昨今では幻のピアノと言われている。
かの、カリスマピアノコンサートチューナー、杵淵さんも生前グロトリアン工場には何度も出向き、「世界一のアップライトはグロトリアンだ!」の名言を残されている。
昼食後のコーヒータイムにも話は尽きないのだった。
ご成約のフリードリッヒ.グロトリアンにサインしてもらった。
「おめでとう!いい音で楽しんでください。」
シュタイン社長、これから、中国の楽器メッセ、通称「上海メッセ」に行くそうだ。
なるほど、年々展示規模が増しグロトリアンに限らずスタインウェイやベヒシュタインも上海メッセには出店することだろう。
そうだ!!5年ぶりに、今年は私も行ってみるかな?