*

Q1.ピアノの鍵盤の標準サイズを知りたいと思っております。-2

公開日: : 最終更新日:2019/08/15 おすすめ記事, ブログ, 購入Q&A

IMG_0396Q1.先日、白鍵の長さは標準で150mmと伺いましたが、これは外に出ている(奏者から見える)部分の長さかと思います。おそらく、鍵の支点はピアノの内部に隠れているものと思いますが、白鍵の先から支点までの長さも、標準の長さがありましたら教えていただけますでしょうか?

A1.標準の長さは特にありません。白鍵は割合のみでなくアクションやハンマーのトータルのテコ比率で考えられていますのでいろいろあります。ピアノの大きさからくる打弦点の位置 、アクションサイズに合わせ設計者の経験とメーカーの伝統に合わせて設計されます。

Q2.隠れている部分も含めますと、白鍵全体の長さは、先から支点までの2倍となりますでしょうか。

A2.2倍となりません。いろいろあります。
たしかに大型132㎝くらいのアップライトの場合は力点・支点・作用点の割合が 1:1に近いものがあります。しかし、最近の小型のアップライトやグランドはこの限りではありません。

Q3.白鍵の沈み込み(白鍵を全く押していない状態から、底まで押した状態になるまでに垂直方向に動く距離)にも、標準の長さがございましたら、教えていただけますでしょうか?

A3.標準としてではありませんが、だいたい約1cmです。 メーカー・機種によって参考基準寸法があり9.75mm~10.5mmくらいの間で一応決められています。古い楽器は11mmくらいのもありました。
フォルテピアノは7mmくらいです。
これは、あくまでも基準寸法であり、現場では楽器の状態や演奏者の好みも含めて微調整します。現場での正解は一つではありません。

Q4.白鍵を底まで押すのに最低限必要な力は、標準でどのぐらいになりますでしょうか?(何gのおもりを白鍵に載せたら、底まで下りますでしょうか)

A4.楽器により、まちまちです。白鍵の底までとなるとダンパーの重量又はバネの抵抗それからジャックその他の摩擦抵抗が大きくかかわるので特に基準はないようです。経験上グランドで130~200gくらいの加重で底まで下ります。
鍵盤調整の実際は白鍵の底までの力ではなく初動からジャックが掛かりだす約0~7mmくらいまでのところの動きで重さを調整します。ダンパーの影響を受けないようにペダルを踏んで、もしくはグランドの場合はアクションを出して行います。
初動重量は一般的には低音から高音にかけて55~50gくらいです。もっと軽いものも重く調整されているものもあります。時代によって75gを超える重い楽器もありました。
また、その逆方向、何gの加重で元に戻るか、戻り加重も確認します。これが20g以下だと連打が難しい楽器になります。

Q5.メーカーによっても異なるでしょうか。(例えば、ベーゼンドルファーはスタインウェイより重い感じがしますが、これは気のせいでしょうか・・・)

A5.はい。メーカーによって微妙に異なります。
機種時代によってもかなり開きがあります。
また、ベーゼンドルファーとスタインウェイのタッチ感の違いは多くの方が感じていることも事実ですが、初動加重を量ってみるとベーゼンドルファーが軽い場合もあり、一概には言えません。
重い軽いの感覚は初動重量のみではなく戻り加重や発音の特性、音色、調律の状態、整調の状態、部屋の響きや広さ、整音の状態、そして、設計上のテコの比率や各部摩擦とレール類の強度と形状に影響を受け微量の違いが、感覚的には大きく変わって感じることも多いです。
ベーゼンドルファーとスタインウェイの場合は戻り加重や発音の特徴、設計上のテコの比率、レール類の強度と形状の違いが影響していると思います。

Q6.もし可能でしたら、同様のことを黒鍵についても教えていただけますと助かります。

A6.黒鍵は力点が変わるので支点も少し奥になっていますが上記ご質問の回答としては白鍵と同様です。

お問合せフォーム:ピアノ・パッサージュ

ピアノパッサージュへのご意見、お問い合わせは下記メールフォームより承っております。下記フォームに必要事項を記入し、送信ボタンをクリックしてください。
※返信までしばらくお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※直接電話での問い合わせをご希望の場合は下記までご連絡ください。
電話:03-5225-1353 (11:00~18:30 月曜定休 祝日の場合は翌日)

       
    お名前必須
    例:佐藤 一郎
    メールアドレス必須
    例:abc@mail.ne.jp
    郵便番号
    例:1120014
    住所
    例:東京都文京区関口1-1-3
    TEL
    例:03-5225-1353
    ご要望
    (複数選択可)必須
    ピアノ見学(試し弾き)ピアノ相談ピアノ調律ピアノ修理ピアノ運送ピアノ椅子ピアノ付属品等その他
    お問合せ内容必須


    添付ファイル




    ピアノの鍵盤のサイズに関して

    パッサージュメニュー

    pick-upおすすめ記事

    ブログ

    ピアノパッサージュ動画

    おすすめ記事

    関連記事

    PETROF  製造年 -製造番号

    1900 -13000 1963 -94800 1990 -50

    記事を読む

    ペトロフ ロマンティックトーン ~響きの美しさ~

    ホフマンピアノ展示中 初代アントニン・ペトロフはボヘミアでピアノ産業を開始した。 チェコ

    記事を読む

    ■輸入ピアノ ベヒシュタイン 正規取扱店 -2

    ・ヨーロッパピアノを選ぶということ  ヨーロッパピアノを選ぶという事は、国産ピアノを選ぶことと比べ

    記事を読む

    工場見学 ペトロフピアノが出来るまで

    ロマンティックトーン ペトロフ ペトロフピアノがなぜ、短期間にこれだけの進化を遂げたの

    記事を読む

    ペトロフ P118P1 ウォルナット艶消

    ペトロフ P118P1 ウォルナット艶消マホガニー艶出 仕様:ペトロフ P118P1 ウォルナ

    記事を読む

    サロン・ド・パッサージュ「男のコンサート」Vol.40  2021年5月9日(日) 開演13:00 入場無料要予約!

    グロトリアンを納品しました!

    STEINWAY&SONS−Fの納品立会に行きました。

    輸入ピアノ購入のためのメール講座 全10回 受付無料配信中!

    ピアノが語ってくれたものシリーズ ピアノの響板特性とハーモニー調律 (後編)更新中

    ピアノが語ってくれたものシリーズ ピアノの響板特性とハーモニー調律 (前編)

    ペトロフ P118P1 ウォルナット艶出  2018年製

    ベーゼンドルファー200 1984年製 入荷しました。

    スタインウェイ K-132 ハンブルグ ダークウォルナットバードアイ 艶消

    サロン予約された方々へのご連絡 サロン・ド・パッサージュ臨時改正

    ペトロフの納品に行きました。

    W.HOFFMANN WH162P の納品に行きました。

    ベヒシュタイン コントア118 の納品調律に行きました。

    C.BECHSTEIN クラシック118 新品入荷しました。 輸入ピアノ ピアノパッサージュ

    Wir lieben BECHSTEIN  ベヒシュタイン アップライト比較試弾出来ます。

    ベヒシュタイン その音色の美しさ 輸入ピアノ BECHSTEIN

    ピアノパッサージュブログ一覧

    素敵なお仕事 人生に前向きになりより幸せになる能力を身に付ける方法 ピアノレッスン

    新型コロナに伴う対応について パッサージュグループ

    ベヒシュタイン B203 P.Yamauchi

    C.BECHSTEIN 12a 輸入ピアノ ピアノパッサージュ 

    W.STEINWERG 114 ドイツ製 綺麗な象嵌モデル 入荷しました。

    メーカー別 おすすめ記事 製造番号

    プレイエルについて教えて下さい。

    →もっと見る

    PAGE TOP ↑