■ザウター160Traditionピアノの特徴 -2

IMG_3182-e1433409801706・ザウター160Traditionピアノの特徴と音色
このモデルはザウターが製造するグランドピアノで最もコンパクトなピアノです。外装はウォルナット艶消しですが、鍵盤蓋の内側は鏡面仕上げになっています。サロンやホールにあるピアノは艶出しの外装がほとんどで、鍵盤蓋に演奏者の手が反射して映り込みます。それと同じ視覚効果を感じながら練習出来るようにするため、全体は艶消しですが鍵盤蓋の内側のみ艶を出しています。響板を可能な限り薄くし、クラウンを大きくすることで、ブリリアントで明るい音色を実現しています。南ドイツ・ウィーン派のルーツであるクラヴィコードはチェンバロのような音量は出ませんが、強弱がはっきり付けられるうえビブラートをかけられるため、繊細なニュアンスの表現を得意としていました。ザウターピアノもその表現力を受け継いでおり、他のピアノにはない独特の響きを形成しています。

ザウター160Tradition 高さ:101cm × 幅:152cm × 奥行:160cm 重量:285kg

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