近代ピアノのルーツ・グロトリアンに行ってきた その16
そして、1890年からの工場がこの写真。ブラウンシュヴァイクで2つ目の工場だ。
巨大な馬蹄形の建物で、中には線路も敷かれていたそうだ。
ピアノ作りの黄金期とも言える。
世紀末芸術とともに音楽もピアノ製造も豊かな黄金時代だったようだ。
これが現在の建物。
壁面にグロトリアン当時のロゴはまだ残されたままだ。渋いねぇ~。
第二次大戦の爆撃で馬蹄形をしていた建物の半分は破壊された。
この建物は1974年までグロトリアン工場として使用されていたが、現在はブラウンシュヴァイク工業大学の校舎の一部で建築を専攻する学生の学び舎として活用されている Zimmerstrasse 24 だそうである。