音降りそそぐ武蔵ホール ザスマン チェンバロ ブランシェ メンテナンス 2019.4.22
武蔵ホールはベヒシュタインD-280のみならず、ザスマン2段チェンバロも楽しめる音降りそそぐ空間です。
今日は、そのメンテナンスもかねたチェンバロ技術研修会
講師は池末さん。
ジャックを外し鍵盤を引き出すまで、メーカーそれぞれ製作者によって時代によって異なるのでじっくり観察しながらの作業。
鍵盤、ジャックの調整研磨の後、調律に入る。
この後、整音作業。
まぎれもなくピアノのルーツであるチェンバロ。
温故知新そのもので、シンプルで敏感なチェンバロは、現代ピアノの整音作業にも十分通じる共通点があった。
他の楽器と比べてピアノは部品が非常に多く工業製品的要素も大きいわけだが、人が奏でる楽器としての面、呼応するものはチェンバロもピアノも同じ。
とても勉強になる。