*

■ヨーロッパピアノ 音色の方向性について -2

公開日: : 最終更新日:2016/08/04 おすすめ記事, ブログ

DSCN5250・ヨーロッパピアノの音色の方向性を分類してみる(重厚でエネルギッシュ=スタインウェイ編)
さて、大まかな分類をするため、対極的な個性を持ったメーカーであるスタインウェイとベヒシュタインを比べてみたいと思います。
スタインウェイは物理学者のヘルムホルツとともに音響学を楽器に取り入れながら独自の響きを形成してきました。土地柄や産業革命という歴史的背景もあり、世の中は「より大きく、よりスピーディに、より大勢に」という風潮に染まりつつありました。移動手段は馬車から鉄道、車、飛行機へと進化し、大量輸送、大量消費の時代がやってきました。その中で音楽の届け方にも変化が生じ、それまでサロンや小さなコンサート会場での演奏がメインだったものが、大ホールでより大音量で、より大勢に音楽を届けるスタイルが主流となりました。そしてスタインウェイは時代の要求に応える楽器を作っていきます。非常に重厚で音圧感があり、ピアノという音場でうまれた音の塊がppでは収縮し、ffでは華やかに膨張していくような感覚を覚えます。この音作りは、戦後様々なメーカーのお手本となり、多くのメーカーが追随していくことになります。

おすすめ記事メニュー

おすすめ記事 ピアノサロン
 
おすすめ記事 ベヒシュタイン
 
おすすめ記事 グロトリアンピアノ
 
おすすめ記事 ザウターピアノ
 
おすすめ記事 ペトロフピアノ
 
おすすめ記事 スタンウェイ
 
その後のお付き合い
 
ピアノ製造番号
 
ピアノが語ってくれたもの
 
ピアノパッサージュチャンネル動画

おすすめ記事

関連記事

ノアン ショパンの部屋

サンドの別荘 ショパンの部屋 ピアノが語ってくれたもの-その8

ピアノが語ってくれたもの-その8 演奏者のスタイル Q.演奏者によって好みのタッチがあるのでしょ

記事を読む

プレイエル コンサートグランド

プレイエル コンサートグランドピアノ ピアノが語ってくれたもの-その22

ピアノが語ってくれたもの-その22 フェルトの今日 Q.フェルトの質と言いますか。弾力や絡み具合

記事を読む

DSC_0600-2

グロトリアン フリードリッヒ 新品 入荷しました 輸入ピアノ GROTRIAN 展示中

グロトリアンコンサートロイヤル月瀬ホール グロトリアン 展示一覧 グロトリアン 甘い音色

記事を読む

ハンマーヘッド

ハンマーヘッド ピアノが語ってくれたもの-その18

ピアノが語ってくれたもの-その18 フェルトハンマーが語るピアノキャラクター Q.フェルトハンマ

記事を読む

新旧スタンウェイ

スタインウェイ 129才スクエアー newB-211 78才ルイ15世 ピアノが語ってくれたもの-その34

ピアノが語ってくれたもの-その34 アナログ的ピアノ製作 Q.ところで、ピアノ製作の現状は悲観的

記事を読む

PAGE TOP ↑