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ベーゼンドルファー ~究極のウィーナートーン~

公開日: : 最終更新日:2017/08/11 ベーゼンドルファー

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ウィーンで生まれた究極のピアノと言って過言ではないと思う。
ピアノ製作のお手本的メーカーだ。
国民性にも共通する戦略的発想で長い年月をかけてイメージと理論の調和が見事になされていると感じる。
ピアノ製作は楽器製作の中では規模が大がかりになるが故に物理的アプローチと感覚的アプローチが重要であると考える。
そのジレンマを克服するため、たゆまぬ努力を続けてきたメーカーだ。
その中で、特にモデル225は絶賛に値する。
なぜなら、弦のみならず響板インハーモニシティーも経験値で克服しその矛盾点を見事に解決していると感じるからだ。
大げさだが、良く人類がなしえたものだと調律していて常に感動する。
弦設計はテンションもインハーモニシティーも中庸。バス弦はイメージ優先で超ハイテンションとなっている。
クラヴィコードやウィーン式メカニックにルーツを持つためタッチ感と音の反応がフランス式とは明らかに異なるため、慣れないピアニストは反応の違いに苦労するかもしれない。
向いている作曲家は近現代まですべて。輸入元はヤマハで東中野で選定となる。
近々155cmの小型グランドピアノも制作を開始した。
出会いは国立音楽大学の507室のインペリアル97鍵290と恩師宅のモデル200だった。
その後イイノホールもインペリアルを導入したのでコンサート調律も多く行った。

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