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出会い 輸入ピアノ その3 グロトリアン

公開日: : 最終更新日:2015/09/29 おすすめ記事, グロトリアンピアノ

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ドイツ人初代フリードリッヒ・グロトリアンはロシアでピアノ「GROTRIAN&LANG」製作で成功を納める。
母国ドイツの叔父さんが亡くなり、財産を引き継ぐためドイツ・ブラウンシュバイクに帰国しT.シュタインベックのピアノ工場(所在地ヴォルフェンヴュッテル)に出資する。
1865年T.シュタインベックはヴィルヘルム・グロトリアンに工場の権利すべてを売却後渡米しスタインウェイの製作を行うことになる。
1872年フランクフルトの楽器店「Lichtenstein&Co.」でのクララ・シューマンとグロトリアンピアノの出会いは衝撃的で、「今日から私は弾くのはこのピアノだけ」と店主に伝えた。
事実以降彼女は演奏会にグロトリアンのみを指定することになる。
スタインウェイの兄弟とかルーツとか言われているメーカーだが、確かに1872年まではスタインウェイ社と同じ設計で製作されていたようだ。
その後独自のシンギングトーンを目指し「良い楽器を製作すればすべてうまくいく」を合言葉に現在も一貫生産を続けている。
弦設計は中庸だが、若干ハイインハーモニシティーである。
次高音部分に一瞬感じる鈴の音のような響きはニューヨークスタインウェイに若干共通する
アップライトピアノの評価は非常に高い。
分厚い中低音もドイツらしくシューマンやブラームスは向いているかも。
出会いは古いアップライトだったように思うがはっきり覚えていない。
その後楽器フェアーでコンサートモデルを弾くチャンスがあり、現地工場にも研修に行くことになる。

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