出会い輸入ピアノ その2 スタインウェイ

スタインウェイ ピアノパッサージュ

ドイツでグロトリアンピアノを制作していた一族がアメリカ・ニューヨークに渡って築き上げた演奏会用のピアノメーカー。
当時、長男・テオドールは物理学者・ヘルムホルツの助言をもとにヨーロッパの伝統的(イメージ優先)ピアノ製作方法に真っ向から挑戦した。
その後、ドイツ・ブラウンシュバイクに帰国し、ハンブルク・スタインウェイの製作を開始する。
特徴はアメリカで育まれた総鉄骨の技術と多く物理科学的手法を取り入れて、逆転の発想から絶妙のテンションバランスを導き出している。弦のテンションは低めであるが、インハーモニシティーは高い。バス弦のインハーモニシティー分布は見事である。
イメージはニューヨークスタインウェイの印象派に対しハンブルクはロマン派に近い音作りをしているようだ。
ショパンやラフマニノフは向いているかも。
物理的な理論優先の楽器で、奏者側に立ったピアノ製作でタッチの反応と音のバランスの良さとパワーは全世界のピアニストが認めるところでもある。輸入元はスタインウェイ・ジャパンで、品川での選定となる。
出会いは国立音楽大学の507室そしてイイノホール。ともに「フルコン」と呼ばれるにコンサート用ピアノD274が最初だった。

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