出会い編

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出会い 輸入ピアノ その8 ペトロフ 

初代アントニン・ペトロフはボヘミアでピアノ産を開始した。 チェコは音楽家の多い国でヨーロッパの音楽学校と比喩されることもあるそうだ。 また、物づくりの盛んな国民性も良く知られている。 ベヒシュタイン社との関係も深く戦前戦後を通して共同開発を...
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出会い輸入ピアノ その1 ベヒシュタイン

ベヒシュタインその音色の美しさ ベヒシュタイン フランスのプレイエルやパープピアノ工場でイメージと製作技術を学んだカール・ベヒシュタインはドイツ・ベルリンでピアノ製作を開始する。 ヨーロッパの伝統を継承しイメージ優先のピアノ製作のようだ。 ...
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出会い輸入ピアノ その2 スタインウェイ

ドイツでグロトリアンピアノを制作していた一族がアメリカ・ニューヨークに渡って築き上げた演奏会用のピアノメーカー。 当時、長男・テオドールは物理学者・ヘルムホルツの助言をもとにヨーロッパの伝統的(イメージ優先)ピアノ製作方法に真っ向から挑戦し...
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出会い 輸入ピアノ その3 グロトリアン

出会い 輸入ピアノ その3 グロトリアン ドイツ人初代フリードリッヒ・グロトリアンはロシアでピアノ「GROTRIAN&LANG」製作で成功を納める。 母国ドイツの叔父さんが亡くなり、財産を引き継ぐためドイツ・ブラウンシュバイクに帰国しT.シ...
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出会い 輸入ピアノ その4 ベーゼンドルファー

ウィーンで生まれた究極のピアノと言って過言ではないと思う。 ピアノ製作のお手本的メーカーだ。 国民性にも共通する戦略的発想で長い年月をかけてイメージと理論の調和が見事になされていると感じる。 ピアノ製作は楽器製作の中では規模が大がかりになる...
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出会い 輸入ピアノ その5 ファツィオリ

ピアノ発祥の地イタリア。 家具製作者の末っ子でピアノマニアの、パウロ・ファツィオリがイタリアのスタインウェイ・ディーラーを訪ね歩いて現在のマンネリ化しつつあった楽器製作に疑問を感じた。 イタリア・サチーレにある兄の経営する家具工場の片隅を間...
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出会い 輸入ピアノ その6 プレイエル

プレイエル展示中 初代イグナーツ・プレイエルはハイドンに師事したこともある音楽家だった。 当時のフランスはエラールがレペティションを発明したり、パープがフェルトハンマーを採用したりで、ピアノつくりのメッカであった。 音楽家イグナーツはパープ...
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出会い 輸入ピアノ その7 ザウター

初代のヨハン・グリムはウィーンのピアノ製作者シュトライヒャーのもとで修業を積む。 シュトライヒャーはベートーベンに2台ピアノを提供しており、グリムが製作やメンテナンス携わっていたことは十分考えられる。その後現在の工場があるシュパイヒンゲンに...
チェンバロ クラヴィコード

チェンバロとの出会い

楽器博物館に展示されピアノのルーツとして知られるチェンバロだが、ピアノの台頭とともに一時期は幻の楽器となった時代もあったようだ。それを再発見し世に送り出したのはプレイエルだそうだ。 そういえば。ベルリンの楽器博物館にはプレイエルのチェンバロ...